仮想通貨トランザクション速度4倍に!マサチューセッツ工科大学が開発

仮想通貨トランザクション速度4倍に!マサチューセッツ工科大学が開発

仮想通貨トランザクション速度4倍に!マサチューセッツ工科大学が開発

アメリカの名門マサチューセッツ工科大学(MIT)が、仮想通貨のトランザクションを効率化する新たなシステム「Spider(スパイダー)」を開発したことを発表した

これにより、ブロックチェーンのトランザクション処理を効率化し、仮想通貨の送金速度を最大4倍にすることが可能になるという。

スパイダーの仮想通貨ルーティングソリューションは、ビットコインのライトニングネットワークなどのレイヤー2のスケーラブルなソリューションを利用しており、ペイメントチャネルネットワーク(PCN)ユーザーのペアは、一定数の仮想通貨をアカウントに預け、ブロックチェーン外のエスクローアカウントを形成し、共同アカウントの大規模な相互接続ネットワークを形成する。

スパイダーを導入し、 トランザクション処理を効率化することで、従来より大きな容量を扱うことができるため、実際ブロックチェーンに記録するまで約4倍の送金ができるという。

※ペイメントチャネル
マルチシグという複数の秘密鍵による取引とアドレスを用いて、二者間の取引をオフチェーン(ブロックチェーンの外)で実行する技術。これにより複数の取引を一つの取引としてブロックチェーンに記録するため、手数料の節約が可能となる。またオフチェーン上で取引が完了するため、ブロックの承認をまたずして即座に送金することができる。

仮想通貨決済をより現実的に

仮想通貨決済があまり普及していない要因として、ボラティリティ、送金スピードなどいくつかの問題があげられる。

現時点ではVISAやMASTER、PayPalなどのカード決済に比べ、BTCの場合トランザクションが承認されるまでに約10分と、決済には向いてないと言われている。

ライトニングネットワークなどの出現にもかかわらず、ペイメントチャネルネットワークでの支払いを完了することは依然として難しいという。

研究者達が発表した新システム「スパイダー」が実装され、仮想通貨決済がより現実的になるとすれば、仮想通貨業界にとって朗報となる。