ビットコイン先物検討!ナスダックCEOが明かす

ビットコイン先物検討!ナスダックCEOが明かす

ビットコイン先物検討!ナスダックCEOが明かす

米大手証券取引所ナスダック(NASDAQ)のCEOであるAdena Friedman(アデナ・フリードマン)氏は24日、ブルームバーグのインタビューで、ナスダックが提携先とビットコイン先物取引の提供へ取り組んでいることを明かした。

ナスダックは以前にもビットコイン先物取引の提供を計画していると報じられていたが、今回はCEO自らの発言であるため確実な情報であると見られる。

フリードマン氏は、ビットコイン先物取引のナスダックの最終決定に影響を与える可能性がある2つの要因をあげた。

  1. 既存のビットコイン先物商品との差別化
  2. リスク管理のインフラの確保

ナスダックはCMEやBakktなどの既存の製品とは異なる製品を市場に提供したいと考えている。また、仮想通貨取引におけるすべてのリスクに対処できるように努めているという。

これについてフリードマン氏は次のように説明した。

「新しい製品を作成するときに最初に知っておくべきことは、人々がそれを使用し、現在とは異なる方法で使用するかどうかです。」

「第二に、このためには、先物取引所として独立した認証を通過する必要があります。 NFXライセンスを使用しますが、リスク管理の観点から完全に準備しておく必要があります。これらは私たちが取り組んでいる2つの主要な問題です。 」

世界No.2の証券取引所であるナスダックがビットコイン先物を提供することになれば、Bakkt(バックト)やCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)などの大手が提供する先物との競争が激化すると予想される。

近い将来、ナスダックは他の先物商品との差別化を図り、より良いサービスを提供してくれるかもしれない。 ナスダックは仮想通貨が「世界経済において重要な役割を果たす」と確信している。