英国クリケットクラブ、2020年「ブロックチェーンチケット」導入へ!

英国クリケットクラブ、2020年「ブロックチェーンチケット」導入へ!

英国クリケットクラブ、2020年「ブロックチェーンチケット」導入へ!

英国に本拠を置くクリケットクラブ「Lancashirecricket(ランシャークリケット)」は、オンラインでチケット予約する際に、ブロックチェーンベースのチケットシステムを導入することを24日、プレリリースで発表した。

このシステムはTIXnGOとSecuTixが共同で開発され、2019年シーズンのテスト期間が成功した後、今年のシーズンに向けて発売されます。

ランカシャーの本拠地クリケット場で2018年にオンライン購入されたチケットは50%未満だったが、2019年のオンラインチケット購入は80%以上と増加したことが報告されている。

ブロックチェーンモバイルチケットの利点として「偽造チケットのリスク」「盗難チケットの追跡機能」また「チケットを転送または再販するプロセスを簡素化」が挙げられる。

これにより、サポーターが安全で簡単にチケットを購入可能となる。

また、同クラブのウェブサイトには、3Dバーチャルスタジアムもあり、チケット購入者に、エミレーツオールドトラフォード(本拠地クラケット場)の高品質のパノラマビューと、各座席からの視点を確認できるようになっている。

デジタルテクノロジーを継続的に改善していくことを重要視し、サポーターへ楽しく簡単に予約できるシステムを提供。

ランカシャーのチケットおよびデジタルシステムの責任者であるJonathon Nuttall氏は次のように述べています。

「このクラブが、新しいブロックチェーンセキュアモバイルチケットテクノロジーを使用する最初の組織になったことを嬉しく思います。」

クリケットは、英国、オーストラリア、インド、南アフリカ、西インド諸島などの英連邦諸国を中心に大人気で、世界の競技人口はサッカーに次いで第2位といわれるスポーツ。特にインドでは国民的な球技となっている。

今回、発表されたランシャークリケットクラブは1864年の設立以来、一流の地位を維持している人気と歴史があるクラブチームです。

これまでにも各スポーツ業界でブロックチェーンチケットの導入はされていますが、今後スポーツ界のみならず、他の業界でもブロックチェーンチケットが普及していくことが期待されます。