イーサリアム分散型支払いアプリ「Sablier」新たに4つのトークンをサポート！
イーサリアム上で動作する分散型アプリ（Dapps）である「Sablier」が新たに合成USD（sUSD）、ラップBTC（ WBTC）、ラップETH（WETH）、およびCHAIのサポートの追加を発表した。
We just added four new tokens in the Sablier interface:
🍵 Chai (CHAI)
📈 Synth USD (sUSD)
🔷 Wrapped Ether (WETH)
₿ Wrapped Bitcoin (WBTC)Go to https://t.co/xSVH23eVhN to stream money with two additional stablecoins, Ether and even Bitcoin 🤯 pic.twitter.com/fU8Qb4EXHB
— Sablier (@SablierHQ) 2020年1月16日
タイムリーな支払いが可能
Sablierはブロックチェーンエンジニアであり、Ethereumの貢献者でもあるPaul Razvan Berg氏によって2019年6月に公開されたアプリで、スマートコントラクトを利用して、支払い先のアドレス、支払いサイクル、開始時期および終了時期を設定することで、仮想通貨での定期的な自動支払いが可能となる。
具体的には、雇用主が労働者やフリーランスまたはプロジェクト間で働く人々に対し、15分単位、時間単位、または日単位など従来の金融モデルでは不可能だったタイムリーでストリーミング的な給与の支払い方ができるので、例えば新興企業などが従業員を雇い入れる際に給与支払いの信頼度が高まることや、プロジェクトごとに仕事をする請負業者やフリーランサーが、支払いを期日どおりに受け取るという自信が高まります。
また、雇用側にとっても給与管理の効率化と人件費の削減につながるなど、労働者と雇用主の両者にとって大きなメリットとなる。
Sablierは決してタイムリーな給与の支払いを保証することに限定される製品ではなく、保険、サブスクリプション、弁護士等への依頼料、家賃、パーキング、レンタル等多くのニッチなユースケースが考えられる。
また、Ethereumの共同設立者であるVitalik Buterin氏は、12月のTwitterの投稿を通じて、Sablierの分散型金融（DeFi）の貢献を認めました。
Remember when I mentioned a while back that with smart contracts we should be able to just replace recurring payments with continuous streams? Looks like someone actually did it… https://t.co/ihu5L1emnc
— vitalik.eth (@VitalikButerin) 2019年12月18日
Sablier情報
公式サイト：Sablier公式サイト
公式Twitter：Sablier公式ツイッター
Github：https://github.com/sablierhq/sablier
Sablierのスマートコントラクト(Github)：https://github.com/ethereum/EIPs/issues/1620
ロードマップ：https://www.notion.so/e6fa6198bea149cd9551679421ae33ec?v=807f6528930e40d694af3bd7b54460fb