トム・リー氏、3つイベントにより「2020年にビットコインの利益が100%を超える可能性が高い」
ビットコインの強気派として知られる米調査会社ファンドストラット代表のTom Lee(トム・リー)氏は、クライアント向けレポート「2020年Crypto Outlook」の一部をTwitterで公開した。
このレポートには、2020年に仮想通貨やビットコインのユースケースと経済モデルを強化する為のいくつかの積極的な収束が予想されており、「2020年にビットコインの利益が100%を超える可能性が高い」と記載されている。
We published our 2020 Crypto outlook and made the full report available for our clients.
– bottom line: financial markets tend to discount 1-3 months, and maybe 6 months (max). So highest probability is halvening not priced in
Cc: https://t.co/YRDQQ7TSzv $BTC #bitcoin #BTFD pic.twitter.com/i6sOIVQoc0
— Thomas Lee (@fundstrat) 2020年1月10日
3つの好材料イベント
Lee氏は2020年のビットコイン相場に影響を与える以下の3つの好材料イベントがあると指摘している。
- ビットコインの半減期
- 地政学的リスク
- 米国大統領選挙
その根拠には、今年5月に予定されているビットコインの半減期に加えて、2019年に発生した需要な政策や規制の逆風としてFacebook主導の仮想通貨Libra計画への議会反発や、ドナルド・トランプ大統領によるビットコインに対する否定的なツイートが、ビットコインの価格を高騰させた事を挙げている。
2020年には、この3つのイベントの収束によりビットコインや仮想通貨のユースケースや経済モデルを強化し、2019年を超えると指摘。
Lee氏は2019年の5月頃、仮想通貨の冬の時代が終わったと指摘し、「ブロックチェーン上での取引量の増加・200日移動平均線突破・OTC取引企業の顧客増加」を引き合いに2020年頃に「史上最高値」に達する可能性がある事を示していると予想している。