クレイグ・ライト氏が110万BTC遺産の行方を示す新たな文書を提出か!BSV、45%以上の急騰!

クレイグ・ライト氏が110万BTC遺産の行方を示す新たな文書を提出か!BSV、45%以上の急騰!

クレイグ・ライト氏が110万BTC遺産の行方を示す新たな文書を提出か!BSV、45%以上の急騰!

ビットコインのハードフォークとして誕生したビットコインキャッシュ(BCH)が約13%、ビットコインSV(BSV)が約45%もの急騰を見せた。

ビットコインSVは2018年11月16日に行われたビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークによって誕生し、クレイグ・ライト氏がコミュニティの中心人物となっている。

6日南フロリダ地方裁判所から公開された文書によると、遺産を巡って係争中であり、原告側の元ビジネスパートナー故デイビット・クライマン氏の遺族に対し、ライト氏側から合計428件の文書が提出された。

これらの文書の中に110万ビットコイン(約9500億円相当)を保存した「Tulip Trust III」に関する機密ファイルが含まれていた。

クライマン氏の遺族側の弁護士は、この文書について開示が遅れたことについての説明がなく、文書の存在についての電子メールさえ作成されていないと指摘し、ライト氏側の、現在110万BTCは信託に預けてありアクセスに必要な秘密鍵を所持している管財人と連絡を取ることができない状態であるという主張についても、意図的な虚偽であるとの見方を示している。

クレイグ・ライト氏は以前から、自らがビットコインの創設者「サトシ・ナカモト」だと主張しており、それに対してビットコインコミュニティーのメンバーが詐欺師呼ばわりした事が原因でトラブルとなり、これについて「非道徳的、詐欺行為の証拠」であるとされ、上場廃止運動を起こされたこともある。

今後ライト氏がこの多額のビットコインについて実際に自由にアクセスできる状態にあるのかについて注目が集まり、また、一部の市場関係者の間でライト氏がサトシ・ナカモトであるという主張が事実である可能性が高いとの見方から、ビットコインSVを買い、今回の高騰の一因となったとの見方もある。