中国人民銀行、デジタル人民元の「基本設計および共同テストまで完了」を発表!

中国人民銀行、デジタル人民元の「基本設計および共同テストまで完了」を発表!

中国人民銀行(PBoC)は、デジタル人民元が「基本設計および共同テスト」まで完了していると、中国メディアJRJ.comが10日に報じた。

中国人民銀行が発行した論文「Inventorying the Bank’s 2019 FinTech」の中で、「基本的にトップレベルの設計、標準定式化、機能研究開発、および合法的なデジタル通貨の共同テストを完了した」と述べている。

現時点では具体的なリリース時期は発表されていない。今後は、安定性、セキュリティ、管理に関する準備を進める予定とされている。

この中国が発行の準備を進めている「デジタル人民元」。主要国の中央銀行が発行するのは中国が初めてとなる見通しがあるのだ。

中国では、ブロックチェーン技術の開発を中国政府が後押し、また2020年1月1日にはブロックチェーンやデジタル通貨の推進における基礎づくりとされる「暗号法」が施工された。

同国としてはデジタル人民元の導入により、キャッシュレス決済や送金の利便性の向上、マネーロンダリングや詐欺などの犯罪を抑止できる。

また、世界で最も多く使用される通貨は「米ドル」。貿易での取引でドルを使用するとアメリカ経由で決済する為、時間もかかってしまうが、デジタル人民元を使用すると、アメリカ経由が排除され決済時間が大幅に短縮される事となる。

デジタル通貨を巡って世界の金融市場の主導権を中国が握るのか、アメリカが握るのかという見方で議論されており、世界の金融勢力図に影響を与えかねない動きとして注目を集めている。

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