「TikTok」運営会社、ブロックチェーン・AI関連の「合弁会社」を設立!

「TikTok」運営会社、ブロックチェーン・AI関連の「合弁会社」を設立!

「TikTok」運営会社、ブロックチェーン・AI関連の「合弁会社」を設立!

人気ショートムービーアプリ『TikTok』の運営会社である「ByteDance(バイトダンス)」は、中国のメディア企業「上海東方新聞」と合弁会社を設立し、ブロックチェーンや人工知能(AI)に関連する事業を展開していく事がブルームバーグの報道で明らかになった。

ブルームバーグの報道によると、新合弁会社は2019年12月10日に設立したとされている。

この新合弁会社は中国山東省の済南市に拠点を置いており、資本金は1,000万元(約1億5,600万円)。ByteDanceはこの新会社の株式の49%を所有しており、残りの株式は上海東方新聞が所有しているとのことです。

ただし、現段階では新合弁会社が具体的にどのようなサービスを展開するのかは明かされていない。

ByteDanceとは

TikTokの事はよく知られているのですが、TikTokの運営会社「ByteDance」についてはあまり知られていません。

2018年10月に30億ドルの資金調達を行っており、その際、会社の時価総額は780億ドル(8兆5000億円)という金額が付けられています。これは世界最大のスタートアップ(ユニコーン)だと言われています。

Uberの時価総額が現在700億ドル(7兆7000億円)でLINE社の時価総額が8000億円なのでその規模がいかに大きいか分かると思います。

TikTokは月間アクティブユーザー数は約5億人。昨年、ダウンロード数が推定1億400万ダウンロードを記録し。世界的に人気が高いPUBG Mobile、YouTube、WhatsApp、Instagramの同時ダウンロード数を上回った。

TikTokの動画は、すでに専用AIによって管理され、ユーザーにおすすめコンテンツを予測して配信している。

新合弁会社がブロックチェーン技術をどのように活用するのか注目が集まる中、ユースケースの1つに「ディープフェイク」対策なども期待されます。