世界大手仮想通貨マイニング企業「Bitmain」、米国でIPO申請!

世界大手仮想通貨マイニング企業「Bitmain」、米国でIPO申請!

世界大手仮想通貨マイニング企業「Bitmain」、米国でIPO申請!

中国に本社を置く世界最大手仮想通貨のマイニング企業であるBitmain(ビットメイン)社が、米国証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)申請を密かに提出した。と30日にTencent Newsが報道した。

Bitmain社は、昨年9月に香港証券取引所(HKEX)でIPOに提出しましたが、結果的に今年3月に出願を失効しました。

目標の資金調達額の詳細は明らかになっていないが、前回の香港IPO時には30億ドル(約3200億円)調達を目指していたのに対し、今回の米国IPOは、3億ドル(約320億円)から5億ドル(約540億円)になるとbloombergで報道されていた

これは、前回の目標調達額と比較して約10分の1の目標金額を設定した事となる。

また、Tencent Newsによると、Bitmainは現在、米国証券取引所への上場の可能性を高める為に、Nasdaq 中国地域の前代表であるZheng Hua氏を会社のコンサルタントとして雇っています。

そして、IPO申請のスポンサーはドイツ銀行であるという。

ドイツ銀行は30日、2019年7~9月期の最終損益が8億3200万ユーロ(約1000億円)の赤字になったと発表した。7月には1万8000人の削減を柱とする再建計画を発表しており、リストラ費用が膨らんでおり、経営再建中。

また、28日にはBitmainに次ぐ大手仮想通貨マイニングマシン企業のCanaan Creative(カナン)社もアメリカ株式市場Nasdaq(ナスダック)に、新規株式公開(IPO)申請をした。

ティッカーシンボルは「CAN」。資金調達の目標額は4億ドル(約430億円)とのことです。

マイニング業界において世界1.2位シェアを誇る「Bitmain社」と「Canaan社」が同時期に新規株式公開(IPO)申請した形となり、お互いの今後の認可状況が先行きを決定付ける重要なポイントとなるでしょう。