Binance、決済企業「Koinal」と提携して仮想通貨購入サービス強化|クレジット・デビットカード
25日、仮想通貨取引所「Binance」は、英国の決済企業「Koinal」と提携し、クレジットカード・デビットカードで5銘柄の仮想通貨を購入できるサービスが開始する事を発表しました。
#Binance Introduces New Payment Channels with Koinal Integration, Bringing Crypto Further Mainstream
Purchase BTC, BCHABC, ETH, LTC & XRP with any local currency via debit or credit cards, as well as wire bank transfers in more than 175 countries.https://t.co/iTQjeJ7a2d
— Binance (@binance) 2019年9月26日
「Binance」と「Koinal」が提携を結んだ事により、Binanceユーザーは「Visa」または「MasterCard」のデビットカードやクレジットカードを使用して以下の5銘柄の仮想通貨が購入できるようになりました。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
購入した仮想通貨は平均5〜20分ほどでBinanceのウォレットに送金されBinance.comにて取引を開始でき、トランザクションごとの手数料は「2.5%」という利点がある。
しかし、以下19の国や地域では発行された銀行カードは、Koinalではサポートされていない。
中国本土・ロシア・台湾・ベトナム・ボリビア・コロンビア・アメリカ・エクアドル・アルジェリア・インドネシア・ヨルダン・モロッコ・ネパール・キルギスタン・サウジアラビア・バングラデシュ・パキスタン・カンボジア・イラン
BinanceのCEOであるCZ(ジャオ・チャンポン)氏は、以下のようなコメントをしている。
「法定通貨と仮想通貨の間で簡単に変換する自由は、暗号をさらに主流にするための鍵です。
Binanceでは、ユーザーに暗号空間に参入して繁栄する最も簡単な方法を提供したいと考えています。インフラストラクチャレベルでは、暗号化のアクセシビリティと採用を高めるために、フィアットツー暗号化ゲートウェイを構築し続けます。」
一方、Koinalの営業部長であるキャロライン・ホルスト氏は、次のようにコメントしています。
「Binanceと提携し、デジタル資産経済への追加のクレジットカード支払いチャネルを開いて、数百万人ものBinanceユーザーが仮想通貨スペースに簡単にアクセスできるようにする事に興奮しています。」
Binanceはこれまでに提携した決済企業はSimplex・Paxos・TrustTokenの3つがあり、今回のKoinalの提携で4つ目となった。
仮想通貨のアクセシビリティ(利用のしやすさ)を向上させるというBinanceの使命にまた1つ近づいたと言えるでしょう。