米FRB、365日24時間即時決済サービス「FedNow」の計画を発表!波紋が広がる。

米FRB、365日24時間即時決済サービス「FedNow」の計画を発表!波紋が広がる。

米FRB、365日24時間即時決済サービス「FedNow」の計画を発表!波紋が広がる。

5日、米国の連邦準備制度理事会(FRB)は、365日24時間いつでも即時に決済できるサービスの開発を発表しました。

このサービスは、「FedNow(フェッドナウ)」と呼ばれ、2023年か2024年に立ち上がる予定だという。また、個人対個人の支払いや、企業対個人の支払い用に設計されおり、初めは2万5000ドル以下(約265万円)の上限があるとも伝えられている。

そして、ラエル・ブレイナードFRB理事は、「FedNow」について以下の様に述べている。

「誰もが即時かつ安全に支払いを行う同じ能力に値し、すべての銀行はコミュニティにそのサービスを提供する同じ機会に値します」

「FedNowは、全国のあらゆるコミュニティのあらゆる規模の銀行が顧客にリアルタイムで支払いを行うことを許可します。」

連邦準備制度理事会(FRB)はアメリカの中央銀行制度である「連邦準備制度」の最高意思決定機関であり、ドル発行の実権を握る機関である事から、この発表は世界的に大きな注目を集めています。

そんな中、「FedNow」について仮想通貨業界からの意見もあがっている。

モルガン・クリーク・デジタル創業者のアンソニー・ポンプリアーノ氏から以下の短いツイートがされた。

ビットコインはすでに利用可能だ。

また、米国の資産運用会社「VanEck(ヴァンエック)」の子会社である「MV Index Solutions」のデジタル資産戦略ディレクターであるガバー・ガーバックス氏は以下のようなツイートをした。

FRBがデジタル資産と決済の革新に対して、前向きで賢明な姿勢をとっている事は素晴らしいです。私は、機能的で信頼性があるビットコインの利点を考慮する事をお勧めします。

上記のように今回の発表により困惑そして否定的な意見も多数存在している。

近い将来、より決済を高速化する事への見解は、個人・企業・銀行・政府機関など同じである。ただ、通貨の仕組みや管理方法には大きな相違があるため、今後、どのような形の通貨やシステムが選ばれていくのか注目が集まるでしょう。