Libra開発のトップがLibraに対しての重要な6つの質問に答える!

Libra開発のトップがLibraに対しての重要な6つの質問に答える!

Facebookが独自通貨「Libra」のホワイトペーパーを6月18日に発表してから2週間が経った。発表後、仮想通貨業界のみならず、金融業界にも大きな反響を呼んでおり、賛否両論が飛び交っている。

いくつかの誤解を生む事は予想通りとした上で世界各国の規制当局やユーザーが懸念している事への回答をLibraの創始者の1人であるDavid Marcus氏が今月3日、Libraに関するコメントを「Libra, 2 weeks in」と題してFacebookに投稿した。

まず、冒頭でFacebookはあくまでCalibraを通じてリブラ協会(Libra Association)に参加するメンバーの1企業でしかない事を改めて強調した。

そして、発表後2週間で聞いた重要な質問や声明について6つの回答をしている。

1.Libraは本当にブロックチェーンですか?分散化されていないが・・・

組織がノードを実行してリブラ協会のメンバーになる事ができる最初のメカニズムは、誰でも合意アルゴリズムに参加できるビットコイン程、オープンではないが、Libra Blockchainは絶対にオープンになるように設計されている。

Libraは数年後、許可制でないオープンなネットワーク運用に移行する事を約束します。ブロックチェーンの基本原則である分散化を徐々に実現していく計画です。

2.リブラ協会の憲章がすでに制定されていないのはなぜですか?

Facebookはリブラ協会の憲章を作成し、新しいメンバーに批准させる事も可能だが、それはリブラ協会の目的に反している。創設メンバー全員が、ガバナンス規則の設定、役員の選任、他の重要な決定を単独で行うべきではないという難しいプロセスに参加する事を望んでいます。

3.Libraは本当に金融包摂に取り組むことができるのか?

銀行にお金を預けられない主な理由は、「実際に銀行に預ける為に必要なお金がないから」であり、Libraはこの問題を解決しないとする主張は特に印象深い。

だが、銀行口座を開設する為の資金がないと言う人々は、現代の金融サービスには意味がないと言っているのではなく、システムにアクセスする余裕がないのです。その為、身近な所にある法外な料金を請求するサービスの使用を余儀なくされています。

Libraは40ドルのスマートフォンを所持している人なら誰でも、資産を保護し、世界経済へアクセスし、安い手数料で送金し、あらゆる種類の金融サービスを利用できる。Libraが成功すれば、何十億の人々にとって有益なものになるでしょう。

金融包摂(Financial Inclusion)とは、世界中の銀行口座を持っていない人々に対し適切なコストで様々な金融サービスを提供し、経済圏に取り込んで行こうとする取り組みの事。

4.規制当局や議員と関わる予定はありますか?

規制が非常に厳しい業界である為、新しい取り組みについて話しています。これが正しく行われないと、誰もが望んでいないリスクが生じる可能性があります。

規制当局、中央銀行、議員との共同プロセスにコミットメントする事で、特にマネーロンダリングやテロ資金調達など、既存の金融システムが戦ってきた問題の解決に繋げる為です。我々とリブラ協会は、これらの重要な問題に関して、全ての利害関係者と積極的かつオープンに関与していくでしょう。

5.Facebookは金融サービスを管理する為に信頼を得る事ができますか?

Facebookはネットワーク、通貨、またはそれを支える準備金を管理しません。Facebookは立ち上げまでにリブラ協会の100以上のメンバーのうちの1人になり、特別な権利や特権はありません。

重要な事は、人々はLibraを使用して相互に完全な相互運用性を持つ、様々な保管用および保管用以外のウォレットを使用できるようになります。自分自身で操作出来る為、Libraの恩恵を受ける為にFacebookを信頼する必要はありません。

6.FacebookがLibraプロジェクトを進める理由は?

まず、Facebookのミッションに沿うものだからです。世界を繋ぐ為にはコミュニケーションツールが必要で、テキストやビデオ、写真などを送れるが、簡単に価値を移転させる方法がありません。

経済的な実用性はFacebookのコアバリューの一つ。ただ一点重要な違いは、今回のLibraプロジェクトではネットワーク管理や通貨の運用を放棄するという事です。

Libraが成功しても直接の利益はないが、Facebookやその姉妹アプリで売買が増え、広告需要がより増えるはず。またCalibraウォレットが長期的に支持されれば、利益に繋がる多くの金融サービスを開始する事が出来るだろう。

David Marcus氏は、最後に様々なコミュニティやステークスホルダーと対話を楽しみにしており、これらの達成の為に時間をかけて尽力するとし、またリブラのローンチまで、協調的かつオープンなプロセスになるように設計されているとも述べた。

数週間後に予定されている米国上院と下院金融サービス委員会で証言できる事を楽しみにしている。

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David Marcus 出典:Vox