Facebookの独自仮想通貨「Global coin」発行について米CFTCと協議がスタート

Facebookの独自仮想通貨「Global coin」発行について米CFTCと協議がスタート

2日、世界大手SNS「Facebook」の独自仮想通貨「Global coin(グローバルコイン)」の発行について米国商品先物取引委員会(CFTC)と協議を始めていると英紙フィナンシャル・タイムズが報じた

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出典:CNN

CFTC議長のChristopher Giancarlo氏は、Facebookの「Global coin」発行がCFTCの規制上の権限に該当する可能性を見極めるとした上で、協議は「初期の段階」に入ったことを明らかにした。

「我々は事前に理解を深める事に非常に興味があります。CFTCは申請に対してのみ行動できますが、まだ目の前には何もありません。」

とFacebook側からの正式な申請書を提出していない段階であるという。

Giancarlo氏は、Facebookの「GlobalCoin」がCFTCの権限に該当するかどうかの判断は早すぎると述べたが、仮想通貨を米ドルでペグする事ができれば、デリバティブの必要性は減るかもしれないとも述べた。

さらに、規制当局によるコンプライアンス上の最大の問題の1つは、Facebookがマネーロンダリング防止対策および「KYC」(顧客確認)対策を遵守するかどうか、またその実施方法をどのようにするかであると述べた。

Facebookの独自仮想通貨「GlobalCoin」は2020年の第1四半期に発行される予定と報じられている。米ドルと1対1で連動するステーブルコインになると見られている他、利用者同士の送金だけでなくネット通販での決済手段としても検討されているという。

すでにFacebookは最近イングランド銀行のマーク・カーニー総裁、米財務省職員、ウエスタンユニオンなどの送金事業者、そして一部の仮想通貨交換所と自社の新たな決済プロジェクトについて話し合ったと報道された。

さらに、Facebookはビザやマスターカードなどと自社の新トークンについて話し合っている。

今回のCFTCとの協議は初期の段階である事にも関わらず、その注目度から期待値の大きさが読み取れると同時に「GlobalCoin」がまだ開発段階である事が予想される。今後もFacebookの動向から目が離せません。