「Bitcoin」のGoogle検索数が過去1年で最高水準を記録|TOP3はアフリカ勢!

「Bitcoin」のGoogle検索数が過去1年で最高水準を記録|TOP3はアフリカ勢!

「Bitcoin」のGoogle検索数が過去1年で最高水準を記録

人気急上昇のキーワードや特定のキーワード の検索回数の推移をグラフで確認できる「Googleトレンド」によると、5月12日から5月18日の「Bitcoin」の検索数が過去1年間で最高値を記録した事が明らかになった。

最も検索されたキーワードの最高値を100とし、数値が50の場合はそのキーワードが最も検索されたときの半分であることを示します

上記のグラフからわかるように、4月2日から5月17日までの数値が上昇しているが、これは同時期にビットコイン価格が上昇しており、価格推移に相関しているといえる。

その理由として、投資家らの関心の高まりや全米のテレビCMで仮想通貨推しの放送がされた事への影響、13日から3日間開催された世界最大カンファレンス「コンセンサス2019」など様々な好材料が凝縮されていた。

過去1年スパンでみると、仮想通貨市場にとって非常に良い流れと言えます。しかし、2017年の仮想通貨バブルと呼ばれた頃と比較すると、まだまだ及ばない数値ではある。

また、国別調査では地図表記されてあり、色の濃淡によって視覚的に判断する事が可能となっています。

上位3各国はアフリカ勢

上位の国は上からナイジェリア、南アフリカ、ガーナとアフリカで多くの関心を集めている事がわかった。この3ヶ国の共通点として銀行のインフラ設備が遅れている事が挙げられる。

アフリカ諸国では今後最も期待されているのが人口の増加です。およそ12億人の人口を誇るアフリカ諸国ですが、その人口は将来爆発的に増加すると言われています。

また、モバイルが普及はしているが、およそ80%を超える人達が銀行口座やクレジットカードを所有していないという。

これこそが仮想通貨の普及における大きなアドバンテージになる可能性があり、今回の「Googleトレンド」に反映されていると考えられます。これらは、日本などの先進国とは違った大きな違いと言えるでしょう。

また昨年、世界最大級の取引所であるBinanceの傘下にある投資ファンド「バインナンス・ラボ」のディレクターであるベンジャミン・ラボー氏は、自身のブログで「バイナンス・ラボはアフリカにコミットする」と題し、それに加え「アフリカへの投資は今世紀最大のチャンスとなる」といった旨を主張しました。