英国チャールズ皇太子がブロックチェーンを「非常に興味深い」と発言
7日、イギリスの王族、チャールズ皇太子があるブロックチェーンに対して「非常に興味深い」と発言した事が仮想通貨コミュティメンバーである@coindoradoのTwitter上の動画で公開された。
チャールズ皇太子は、7日火曜日の朝にドイツへの王室訪問のためにベルリンにいた。そして、ブランデンブルク門の側で祝福する人々に挨拶をしている中、@coindoradoと名乗る人物が皇太子に「ビットコイン、ブロックチェーンについてどう思いますか?」と質問した。
Asked Prince Charles what he thinks of #bitcoin….. legendary response 😂😂 #bitcoin #btc #trx #crypto #blockchain #berlin #PrinceCharles @HabichtJonathan @APompliano @officialmcafee @Eljaboom
Don’t @ me for saying bitcoinSsssss pic.twitter.com/wSvOkN0cuE
— CD 🚀 (@coindorado) 2019年5月7日
すると、チャールズ皇太子は、初めのビットコインという言葉には、疑問的な表情していたが、ブロックチェーンという言葉が出ると思い出したかのように以下の様なコメントをした。
「Blockchain!Yes…Very nice、Very interesting(ブロックチェーン!とても良い、非常に興味深い)」
このコメントは、動画の12秒から16秒の間で皇太子が発言している。
先日、国内でも天皇陛下もビットコインご存じでブロックチェーンにも興味がある事が話題となった。そして、今回、英国の王族もブロックチェーンに興味を示している事が明らかになった事は、仮想通貨の10年という浅い歴史の中で、とても感慨深い事と言えるでしょう。
英国における仮想通貨
英国ですが金融に対して積極的である事から、総じて 「仮想通貨には積極的」 であると言えます。
既に年金システムの運営で仮想通貨技術を活用する事がニュースになったりと欧州の中ではマルタやエストニア程ではありませんが、「産業育成」する方向での法規制を行っています。
イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、イタリアといった国々は安全性とマネーロンダリングに注意を払っているものの、ブロックチェーン技術は積極的に育成したいという見解で一致しています。
英国はフランスと同じように、仮想通貨取引所での匿名取引の禁止、本人確認の義務化を行う法整備を進め、閣僚も仮想通貨に対して好意的な発言を行っています。
また、昨年に行われたイギリスのブロックチェーンや仮想通貨のスタートアップへの投資の総額は2億ポンド(約275億円)で過去最高を記録していた事が1月8日発表したLondon & Partnersの投資データで明らかになっている。