NIKE、仮想通貨関連事業に進出か!「CRYPTOKICKS」の商標登録を申請

NIKE、仮想通貨関連事業に進出か!「CRYPTOKICKS」の商標登録を申請

NIKE、仮想通貨関連事業に進出か!「CRYPTOKICKS」の商標登録を申請

大手スポーツ用品メーカー「NIKE(ナイキ)」が仮想通貨関連の商標特許を米国特許商標庁(USPTO)に提出したことが明らかになった。

同社は米国特許商標庁(USPTO)に対し「CRYPTOKICKS(クリプトキックス)」という商標を申請し、今後以下の様なビジネス展開を計画している。

  • 独自のデジタル通貨、又はトークン
  • 仮想通貨のソフトウェアとハードウェアウォレット
  • モバイルアプリ
  • フットウェア、アパレルの売買のオンラインサービス
  • クリプトコレクタブル
  • クリプトアート

NIKEは同社ウエブサイトによると、モバイルアプリとソーシャルメディア、デジタルマーケティング戦略を積極的に進めている。そして、デジタル事業は現在20億ドル(約2230億円)規模だという。

そして、今回申請している「CRYPTOKICKS」が申請が認可された際には、デジタル事業をフル活用し、一気に広がる可能性も秘めている。

NIKEは、オレゴン州マルトノマ郡にあるポートランドで立ち上げられた「Blockchain Venture Studio(ブロックチェーン・ベンチャー・スタジオ)」にも参加している事が報じられている事から、長期的に仮想通貨・ブロックチェーン関連への取り組みを続けてきていると考えられます。

米国の商標専門の弁護士であるJosh Gerben(ジョシュ・ガーベン)氏は、NIKEの申請についてTwitter上で以下のように述べている。

ナイキは CRYPTOKICKS の商標出願を申請しています。 このファイリングは、ナイキが CRYPTOKICKS という仮想通貨を起動しようとしている事を示しています。

また、Josh Gerben氏によると仮に申請が却下された場合でも30日間後に上訴する事ができるという。

このことから、CRYPTOKICKSがいつ頃リリースされるかはまだ決まってはいないが、サービスが開始された時には注目される事は間違いないと言える。

今回のNIKEの取り組みは、他社のスポーツ用品メーカーにも影響を与えるでしょう。まずはCRYPTOKICKSの商標が正式に登録されてからどう動くのか動向を見極める必要があると言える。そして、他社のスポーツ用品メーカーが追随する形で踏み込めば、スポーツ業界に対しても仮想通貨やブロックチェーンをさらに後押しする事にもなる。