23日、世界最大手取引所「Binance」は、分散型取引所「Binance DEX」をローンチした事を正式に発表した。
先週、Binanceは、独自のブロックチェーン「BinanceChain」のメインネットを公開し、BNBスワップ(交換)を実行するとしていた。
.@Binance Chain/DEX related services;
– Web Wallet
– Explorer
– REST API
– Accelerated NodesAre now LIVE!
Trading on #Binance DEX will go live as soon as the first trading pair is listed at a later date (TBA).https://t.co/003nYLLVX4 pic.twitter.com/yRI9Yq2MNn
— Binance DEX (@Binance_DEX) 2019年4月23日
分散型取引所(DEX )とは、中央管理者がいなくても仮想通貨の取引が可能な取引所の事です。中央管理者が存在していないという事は、自ら秘密鍵を管理しながら取引を行う事が出来ます。また、ブロックチェーン上に存在している為、ハッキングされる可能性は薄く、システムダウンや倒産の恐れもありません。また、今後注目を集めていく事で出来高が増加し、取引対象通貨も増えていく可能性は高いです。
Binance Chain/DEX関連サービスは一般利用可能となっている。「Binance DEX」の提供する機能は以下の4つが挙げられている。
- ウェブウォレット
- エクスプローラー
- REST API
- ノード
また、「Binance Chain」をサポートするウォレットは先日、CZ氏のツイートにより以下と公表された。
- Trust Wallet
- Ledger
- Enjin
- Magnum Wallet
- CoolWallet
- Coinomi Wallet
- Atomic Wallet
- ZelCore Wallet
- Infinito Wallet
- Math Wallet
- Ellipal Wallet
- Guarda Wallet
- Exodus
また、Binanceは「BinanceChain」の可能性について以下のような述べている。
Binance Chainの初期の頃には、トークンを発行したりリストしたりしないことを強くお勧めします。ネットワークが安定するにつれて、より多くの情報とチャネルが徐々に出てきます。私たちは皆、Binance Chainを繁栄させることに熱心ですが、私たちは一度に一歩ずつ着実に一歩踏み出しましょう。
ここ最近、仮想通貨で話題の中心となっていたBinance関連のニュースとして「BinanceChain」そして、今回正式ローンチした「Binance DEX」に多くの注目が集まっていました。今後、「Binance DEX」では手数料としてBNBが利用される事から、価格に大きな影響を与える事が予想されます。