ディズニーが取引所「Bitstamp」・「Korbit」を所有する会社を買収する可能性が浮上!

米ディズニーが取引所「Bitstamp」・「Korbit」を所有する会社を買収する可能性

17日、韓国でPCやモバイル向けのオンラインゲームを提供する会社Nexonの親会社であるNXCの支配権が米国ディズニー(Walt Disney Co.)の手に渡る可能性がある事が、Korea Heraldに報道じられた。また、3月の入札最終選考には中国の大手ゲーム会社Tencent、韓国のインターネット大手Kakao、そしてBain Capital、MBK Partnersなどの企業がある事もわかった。

Nexonの創業者でNXC代表でもある金正宙(キム・ジョンジュ)が今年の1月に企業を売却しようとしており、5月15日に最終入札が設定される予定。株式売却予定価格は15兆ウォン(約1兆5000億円)とも言われている。

金正宙(キム・ジョンジュ)NXC代表

金正宙(キム・ジョンジュ)NXC代表 出典:中央日報

Nexonは、韓国大手のゲーム開発企業であり、オンラインゲーム市場で世界第2位を誇る。また、親会社であるNXCは、ルクセンブルクを拠点とする世界で最も歴史ある仮想通貨取引所「Bitstamp」と韓国を拠点とする仮想通貨取引所「Korbit」の2つを所有する。

会社をまるごと売却する理由

韓国最大手ゲーム会社Nexonの創業者でNXC代表でもある金正宙(キム・ジョンジュ)が会社をまるごと売却する理由には、いくつかの噂が挙がっている。

1つ目は、金代表がすでに5、6年前から韓国内ゲーム業に対する興味を失っていたとされている。売上高の半分以上を占める中国市場でNexonの代表作は発売から10年を超える「アラド戦記」と「FIFAオンライン」が占めている状態。新しい事業を手掛ける事を望む金代表の立場では事業が停滞状態と考えられ、Nexon内部でもこの決定は「予定されていた動き」との見方もある

2つ目は、韓国版「リクルート事件」ともいわれるチン・キョンジュン元検事長に賄賂を渡した疑いなどで起訴された金代表は昨年5月に無罪判決を受けた。2年間ほど続いた捜査と裁判も、金代表が国内業界から手を引くのと無関係ではないという分析もある

3つ目は、普段から親しい孫正義ソフトバンク会長が次々とゲーム会社関連株を整理したことに影響を受けたという見方もある。ソフトバンクは2016年当時、人気ゲーム「クラッシュ・オブ・クラン」と「クラッシュ・ロワイヤル」の開発会社スーパーセルの株式をTencentに売却した。

金代表からディズニーに近づいた

韓国の日刊紙JoongAng Ilboよると、NXCの金代表が個人的に買収問題を議論する為にディズニーの代表者に近づいたと述べている。

金代表にとってディズニーは特別な場所とされ、以下のようなコメントしている。

「私がディズニーについて最もうらやましいことは、彼らが子供たちからお金を強制されないということです…(消費者)は喜んでディズニーに支払います。Nexonには長い道のりがあります。」

実際は買収の具体的詳細は挙がってきていない。もし、Nexonが海外企業に売却されれば、国内ゲーム業界に及ぼす影響も大きい。それと同時に売却が実現すれば手に入る売却代金で金代表が次にどんな事業を展開するかという点にも関心が集まる。

仮想通貨事業をするという観測もあるという。実際に2016年頃から噂されており、NXCは2017年に韓国内仮想通貨取引所「Korbit」を買収したのに続き、昨年10月には欧州仮想通貨取引所「Bitstamp」を買収している。

この名だたる有名企業がこの買収劇に関わっており、どのような結果となるか、また有能な人物の仮想通貨業界への参入にも期待と注目が集まります。