どうなるBitcoinSV⁉︎米大手取引所「Kraken(クラーケン)」上場廃止決定!

どうなるBitcoinSV⁉︎米大手取引所「Kraken(クラーケン)」上場廃止決定!

米大手仮想通貨取引所Krakenが、BitcoinSV(BSV)の上場廃止

大手仮想通貨取引所BINANCEのCZ氏の怒りのツイートにより広がりを見せているこの問題に、新たな進展があった。予てからTwitterでユーザーアンケートを実施していた米大手仮想通貨取引所「Kraken」は17日、BitcoinSV(BSV)の上場廃止を決定した。

Krakenが実施したユーザーアンケートではBSVを廃止すべき。我慢ならない。」が最も多く70,545票となり、7割を超える支持を得た事が決め手となったのだろう。

BitcoinSV上場廃止に伴う同取引所の対応は以下の通りです。

●米時間4月29日BSVの全通貨ペアを売買対象から除外。

●BSVの入金は4月22日まで対応。

●BSVの出金は5月31日まで対応。

相次ぐBSV上場廃止の経緯

Craig Wright氏は以前、ripple(XRP)やBitcoinABC(BCH)の事を詐欺呼ばわりしていたにもかかわらず、自分のことを詐欺師呼ばわりした人々を”名誉毀損”で訴える」と発言した。

また、BitcoinSVのコミュニティメンバーなどによる脅迫的な行為があり、仮想通貨業界から批判が集中している。

Craig Wright氏 率いるBitcoinSVのチーム、コミュニティメンバーのそのような振る舞いに我慢の限界だったBINANCEのCEOであるCZ氏(ジャオ・チャンポン)の怒りのツイートからBitcoinSVの上場廃止運動が始まった。Krakenも同様の理由で上場廃止に至っている。

また、Craig Wright氏に関する情報を調べていくと、これまで多くの疑惑や疑念の声があり、それは2017年時点で既に上がっていた事が判明している。このような事から、今回上場廃止に踏み切った背景にはCZ氏の一時的な感情での決断ではなく、これまでのCraig Wright氏の度重なる信頼性に欠ける行動があった事も少なからず影響していたのではないでしょうか。

BINANCEが15日にBSVの上場廃止を発表した事により、他の仮想通貨取引所でも上場廃止の動きが強まっている。