英国最大のビジネス旅行管理会社「CorporateTraveler」がBTCとBCH決済を導入!

英国最大のビジネス旅行管理会社「CorporateTraveler」がBTCとBCH決済を導入!

英国最大のビジネス旅行管理会社「CorporateTraveler」がBTCとBCH決済を導入

15日、英国最大手旅行管理会社の「CorporateTraveler(コーポレート・トラベラー)」は、仮想通貨決済サービスを提供している「Bit Pay(ビットペイ)」と提携し、Bitcoin(BTC)とBitcoin Cash(BCH)での支払いを受け入れる事をプレスリリースで発表した。

Corporate Travellerについて

Corporate Traveller(コーポレート・トラベラー)は、中小企業向けの商業旅行管理サービスを提供する会社です。

世界最大の旅行会社の1つである「Flight Center Travel Group」の一部門であるCorporate Travellerは、全国20か所にオフィスを構えており、中小企業出張で通常は利用できない航空運賃、ホテル料金、および商品オプションへのアクセスを顧客に提供できます。

そして、今回仮想通貨決済サービスを提供している「BitPay」と提携した。これについて、同社総支配人のAndy Hegley氏は次のように述べています。

「私達の旅行コンサルタントが出張旅行予約をする際にビットコインで決済を求める顧客からの需要の増加を確認しました。BitPayを選択したのは、加盟店の処理が容易で、顧客からBitcoinまたはBitcoin Cashを取得してアカウントに入金するプロセス全体を一元管理できるからです。」

「Corporate Travelerは、英国の中小企業にこの決済方法を提供した最初の出張管理会社であると考えています。」

プレリリースによると、BitPayを介した顧客の仮想通貨の支払いは、2営業日以内にCorporate Travellerの銀行口座にポンドで直接決済され、加盟店側の価格変動のリスクを防ぎます。ユーザーは請求される「プッシュトランザクション」に、必要な量の仮想通貨を送信します。BitPayの取引手数料はわずか1%となっている。クレジットカードを用いた場合よりも安く支払いを処理する事ができるとも説明されています。

BitPayについて

BitPayは、2011年に設立されており、Bitcoinとブロックチェーンの支払いにおけるパイオニア的存在で、非常に経験豊富な企業です。BitPayは国際間取引の支払いを送受信する事を可能にし、消費者がBitPay Walletで仮想通貨を管理し、BitPayプリペイドVisa®カードで仮想通貨をドルに変える事を可能にしています。

BitPayVisa®プリペイドカードは、Visa、USA Inc.のライセンスに基づき、メンバーであるFDIC(連邦預金保険公社)のMetropolitan Commercial Bankによって発行されています。

2018年には、BitPayは世界中の何千もの加盟店とB2Bの顧客から年間10億ドル(約1100億円)以上を処理しており、取引手数料収入で新記録を達成しています。

BitPayの最高商業責任者Sonny Singh氏は今回のCorporate Travellerとの提携についてブロックチェーン市場に参入している航空会社や旅行代理店から大きな成長が見られると述べている。

日本国内では、株式会社エイチ・アイ・エスが2017年9月23日より株式会社bitFlyerと提携し、首都圏内旗艦店9拠点38店舗でビットコイン決済の受け付けを開始した。Bitcoinを活用した店舗での決済サービス導入は、旅行業界初となった。

旅行業界では、Bitcoinなどの仮想通貨決済を積極的に導入し始めています。仮想通貨は今や世界中で使用する事ができる「世界共通のお金」になりつつあり、送金手数料を安く抑える事ができるメリットがある事から多くの企業などで採用されています。旅行業界は特にこの恩恵を受ける事ができる業界の一つでもあると言えるでしょう。

今後、さらに多くの旅行会社が参入してくる事が予想されます。旅行業界の仮想通貨関連の動きにも期待と注目が集まります。