Coinchaeckが大口OTC取引サービスに新たに2つの通貨を追加
15日、国内仮想通貨取引所「Coincheck」は、2019年4月1日から開始している大口OTC取引サービスにおいて、新たに仮想通貨イーサリアム(ETH)とリップル(XRP)のが対象通貨として追加された事を発表した。
【大口OTC取引の対象通貨に「ETH」「XRP」が追加されました!】
2019年4月1日から開始しております大口OTC取引サービスにて、新たに「ETH」「XRP」が対象通貨として追加されましたことをお知らせ致します。https://t.co/PDi6ynqP3R— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2019年4月15日
日本の登録交換業者が提供するサービスでは、初めての「ETH」と「XRP」のOTC取引提供となる。これにより、CoincheckのOTC取引サービスでは、ビットコイン(BTC)の1通貨に対応していたが、合計で3通貨の対応になりました。
取引量については売買共に、Bitcoin(BTC)が最小20BTCから最大1000BTCまで、Ethereum(ETH)が最小500ETHから最大1万ETHまで、Ripple(XRP)が最小25万XRPから最大500万XRPまでを、それぞれ一回の取引で扱える設定となっている。
取引場所はコインチェック(WEB)上で、取引時間は平日10:00~15:00となっている。
取引画面は以下の通り
出典:coincheck
OTC取引とは
OTC取引とは「Over The Counter」の略で、店頭取引という意味があります。売買取引を行う当事者どうしが直接行う取引の事で、仮想通貨の取引所を仲介せずに1対1で取引します。
OTC取引のメリットには、大きな金額の仮想通貨を一括で素早く取引する点があります。値動きを見ながら価格を指定する取引所での取引とは違い、売り手側から提示された価格ですぐに取引ができます。取引数量の制限がない為、希望の数量を一括注文する事が可能となり、複数回に分けての取引と比較すると全体の購入価格が安くなる傾向があります。
最近では、国内の仮想通貨取引所業界に大手企業が参入し、盛り上がりを見せる中、このように老舗取引所とも言える「Coincheck」も新たなサービスを提供する事により、さらに業界が活気づく事が期待されます。