「Binance」CEO、CZ氏が「自称サトシ・ナカモト」のCraig Wright氏に対して怒りのツイート|BSV上場廃止も示唆

「Binance」CEO、CZ氏が「自称サトシ・ナカモト」のCraig Wright氏に対して怒りのツイート|BSV上場廃止も示唆

「Binance」CEO、CZ氏が自称サトシ・ナカモトに怒りのツイート

12日、世界最大手の仮想通貨取引所「Binance」のCEOであるCZ氏は、仮想通貨ビットコインSVの生みの親でもあり、自称サトシ・ナカモトを名乗っているCraig Wright氏に対して怒りのツイートをしている。

「クレイグ・ライトはサトシではありません。これ以上は我慢できない。上場廃止!」

Craig Wright氏は、昨年末にビットコインキャッシュからハードフォーク(分裂)により誕生したビットコインSVのグループの代表的存在です。そして、問題となっているのが、同氏は以前からビットコインの生みの親「サトシ・ナカモト」であると主張し続けていました。

その自称サトシ・ナカモト発言について、ライトニングネットワークの普及を目指している「Lightning Torch」の創設者@hodlonautがCraig Wright氏に対して「詐欺師」とツイートしたことにより、Craig Wright氏は、名誉毀損で訴えると脅迫している。

また、以前にイーサリアムの創設者ビタリック・ブテリン氏もWright氏のことを詐欺師と指摘しており、Craig Wright氏の主張を支持する者からは、「Craig Wright氏がサトシ・ナカモトである事を否定するすべての人を訴訟を起こしている」と発表された。

そこで、CZ氏はWright氏の度を超えた行為に対して、怒りが生む負の連鎖を断ち切る為に、我慢の限界を示したほか、取り扱っているBSVの上場廃止をツイートしたと考えられるが、真相は定かではない。

仮想通貨業界で最も有名とされる「サトシ・ナカモト」の正体は未だ謎に包まれている。その「サトシ・ナカモト」をめぐり、いち仮想通貨プロジェクトの人物が起こした物議が、通貨の上場廃止までの影響を及ぼす事になるのか注目が集まります。また、本当にビットコインSV(BSV)が世界最大手取引所「Binance」から上場廃止が実行される事になれば、ビットコインSV(BSV)の価格にも大きな影響がでるかもしれません。