取引所「OKEx」のIEOトークン販売プラットフォーム「OK Jumpstart」のルールを公開!

取引所「OKEx」のIEOトークン販売プラットフォーム「OK Jumpstart」のルールを公開!

仮想通貨取引所「OKEx」のIEOプラットフォーム「OK Jumpstart」の概要公開

2日、香港を拠点とする大手仮想通貨取引所「OKEx」が、IEO(Initial Exchange Offering)を行うプログラム「OK Jumpstart」における、トークン販売のルールを公式サイトにて発表しました。

「OK Jumpstart」参加方法

OK jumpstartは公正かつオープンな購入プロセスを図るために申し込み、割り当て、結果発表の順番で行います。

1.申し込み

1. IEOに参加するためにはOKExの取引所トークンOKBが必要です。
2. IEOが正式に始まる前にプロジェクトトークンの総供給量とオーバーサブスクリプションの上限を発表します。
3. 各アカウントのトークンサブスクリプション金額には上限があり、トークンセール前に発表します。
4. サブスクリプションは30分の間のみ行われ、時間切れもしくはサブスクリプションに達した場合は、サブスクリプションセッションは閉じられ、割り当てセッションが開始されます。

2.割り当て・結果

1. ユーザーは保有しているOKBの保有量に基づいたOKExの割り当てシステムによって購入できるトークンの量が決定されます。割当係数は0~5の6段階存在し、係数が0だと購入の権利がなく、最大の係数は5となります。

保有パターンは様々で、7日間の間2500枚のOKBを保有し続けて総保有量を17500枚にする事も可能ですし、途中までが0でも最終日に17500枚保有しておけば最大の割当係数を獲得てきます。

                                       出典:support.okex.com

公式サイトの割り当て例として、OK Jumpstartのトークン供給量は300枚でオーバーサブスクリプション制限は1,500です。トークン購入ユーザーA,B,C,Dの4人参加したとします。4人のユーザーの7日間のOKB保持は以下のとおりです。

A – 5,000 OKB

B – 10,000 OKB

C – 18,000 OKB

D – 1000 OKB

この総保有量だと、それぞれの割当係数はA=1、B=2、C=5、D=0となりユーザDにはサブスクリプションの対象になりません。

ユーザーA、B、Cのサブスクリプション量がそれぞれ800、300、400トークンであるとします。その場合、対応する量のOKBがロックされます。販売が終了すると、それらの係数に基づいて以下の数のトークンが割り当てられます。

                                出典:support.okex.com

2. 割り当てプロセスが完了すると、割り当てられたトークンが自動的にOKExのウォレットアカウントに入金され、相当のOKBが自動的に差し引かれます。未割り当て部分のOKBは解放されます。

OK Jumpstartで立ち上げられたプロジェクトは、OKExと各グローバルパートナーによって上場します。OKExの場合、OKB、BTC、ETH、USDTの4つの市場で取引ペアが開始されます。これら取引ペアのうち少なくとも1つは、セール当日に開始されます。

OKExの動きは、主要な取引所であるBinanceの「Binance Launchpad」やHuobiの「Huobi Prime」に続きます。OKExのオペレーション責任者であるAndy Cheung氏は、トークン販売プラットフォームに対する需要の高まりについて以下のように述べています。

「需要が急増している事を考えると、2019年はIEOの年になるでしょう。そして、このプラットフォームから革新的なプロジェクトが誕生する事を期待しています。」