中国が世界のブロックチェーンプロジェクト数でリードしている事が判明!

中国が世界のブロックチェーンプロジェクト数でリードしている事が判明!

中国がブロックチェーンのプロジェクト数、世界1

2018年11月時点で中国のブロックチェーン関連のプロジェクト数が世界でリードしている事をChina.org.cnが報じた

同報道のBlockdataのデータによると、中国のブロックチェーン関連のプロジェクト数は「263」もあり、世界のブロックチェーン関連のプロジェクト数の「25%」を占めるという。

北京のシンクタンクEOインテリジェンスの12月のレポートによると、中国の615ブロックチェーン企業のうちの82%が2016年から昨年までに設立されたという。そして、その半数の企業が金融業界でブロックチェーン技術の採用に取り組んでいます。

中国のブロックチェーンプラットフォーム開発者であるQulian Technologyの最高技術責任者であるLi Qileiは、「金融業界は現在、銀行やブローカーの資産証券化などの分野でこの技術の最大のユーザーである」と語った。

浙江省の首都杭州にあるQulianは、企業、政府機関、および業界の提携のためのエンタープライズレベルのネットワークソリューションに重点を置いたHyperchainを発表しました。2018年6月にはシリーズBラウンドで15億元(約250億円)の資金調達を行っている。

デロイトの2018年の世界的なブロックチェーン調査では、中国の回答者の50%近くが、すでに自社の組織で使用されていると答えていますが、米国では14%に過ぎなかったという。

また。QulianのLi氏は、中国とアメリカのブロックチェーン開発について以下の様に述べている。

「現在、中国と米国でのブロックチェーン開発の間に、企業間市場という点で大きな違いは見られない」

「技術が消費者市場を開拓するのに十分成熟すると、中国でのブロックチェーン開発は米国よりもはるかに速くなるだろう」

また、インターネット関連大手企業のBaidu、Alibaba、Tencentのそれぞれがブロックチェーン関連のイニシアチブを取りに行っています。

Alibabaは2016年以来、公共の福祉、食品、医療などの分野でブロックチェーンを使用してきました。ブロックチェーン関連特許は90件で、ブロックチェーン企業特許トップ100のランキングで1位に君臨。Tencentは40件の特許で8位にランクされ、Baiduは40件で20位以下でした。

世界的なコンサルタント会社であるInternational Data Corp.の報告によると、世界のブロックチェーン支出は2022年までに117億ドルに達すると予想されている。

今後もさらに中国のブロックチェーン産業は加速していく事が予想され、注目が集まる事でしょう。