IEO(Initial Exchange Offering)とは?その仕組やメリットを基本解説!初心者必見!

COINBOXの記事でもたびたび、取り上げている「IEO」案件。仮想通貨ニュースを見ている皆さんも最近はよく目にしているのではないでしょうか。

2017年から2018年にかけて、ICO(Initial Coin Offering)という形式を用いて仮想通貨で資金調達をするプロジェクトが続々と登場してきました。
しかし、最近はICOに変わる形式として「IEO(Initial Exchange Offering)」という資金調達方式を行うプロジェクトが増え人気を集めています。

本記事では、IEOについてその仕組みやメリットなどについて詳しく解説します。

その前にICO(Initial Coin Offering)とは

ICOとは、「Initial Coin Offering/イニシャル・コイン・オファリング」で日本語訳だと新規仮想通貨発行を意味します。

ICOでの資金調達方法はプロジェクトメンバーや、それに属する団体や企業が中心となり、ユーザーや投資家から直接的に資金を集めます。そして、プロジェクトを成功に導く事を目的とされています。

短期間で巨額の資金を集める事ができるが、各国の規制やICO利用した詐欺、資金調達不足でプロジェクトのイメージダウンなどデメリットもいくつか出てきました。

それにより、最も大事な信用性・安全性が薄れてきてしまっている状況です。

ICOの詳しい記事は以下でも紹介しているので、ご覧になって見てください。

今さら聞けない!?ICOとは?仕組み・メリット・デメリット 基本解説

2019.02.27

IEO(Initial Exchange Offering)とは

IEO/Initial Exchange Offering/イニシャル・エクスチェンジ・オファリングと呼びます。

IEOはトークンの販売・配布を、プロジェクトが特定の取引所に委託して行う資金調達の事を指します。

その流れはシンプルで、まずプロジェクトがトークンを発行します。次に発行したトークンを取引所に送ります。そして取引所は受け取ったトークンをリストして、投資家に販売・配布します。そのため、投資家がIEOに参加するには、取引所のアカウントを作成する必要があります。IEOが始まると、投資家は取引所からトークンを直接購入する事ができます。

IEO(Initial Exchange Offering)のメリット

IEOを行う事により、ICOでの問題点を補う事ができ、他のメリットも存在しています。

取引所の審査がある為、詐欺が起こりにくい

IEOでは、あらかじめプロジェクトが取引所に申請を出し、トークンをその取引所で扱えるようにしなければなりません。

その際にはもちろん信用性の高い取引所の厳格な審査がある為、すぐに詐欺的だとわかるプロジェクトやスキャンダルなどデューデリジェンス(対象となる企業や投資先の価値、リスクなどの事前調査)の時点で不備があるプロジェクトは、取引所に上場させる事ができません。

また、資金力のある信用性が高い取引所を介す事で、資金管理も厳格に行われ、資金の持ち逃げといったリスクも大幅に軽減します。

これにより、ユーザーや投資家にとって信頼性・安全性が高まると言えるでしょう。

ユーザー数・ブランディング向上

プロジェクトと提携した取引所にもメリットがあり、厳格な審査をクリアした優良プロジェクトが、そこの取引所を介する事により、ユーザーは取引所の開設が必要となる為、ユーザー数の向上が見込めます。

また、IEO後には取引所での上場といった流れもあり、コインの価格も上がる事が見込めます。また、上場の際には手数料が発生する為、これも取引所側としてメリットになるでしょう。

このように取引所側・プロジェクト側・ユーザー、投資家側の3者にメリットがあると言えます。

IEO(Initial Exchange Offering)の成功事例

最近ではIEOとして、世界大手仮想通貨取引所Binanceが、トークン販売プラットフォームとして「Binance Launchpad(トークンローンチパッド)」を発表し大成功を収めています。

第1回目:BitTorrent token (ビットトレント/BTT)

開催日   2019年1月28日

販売総数  23.76億BTT(約720万ドル相当)

完売時間  約18分

第2回目:Fetch.AI(フェッチ/FET)

開催日   2019年2月25日

販売総数  6920万4152 FET(約600万ドル相当)

完売時間  約22秒

第3回目:Celer Network(セラーネットワーク/CELR)

開催日   2019年3月19日

販売総数  597,014,925 CELR(約400万ドル相当)

完売時間  17分35秒

取引所「Binance」、第3回バイナンスローンチパッドは、約4.4億円相当のトークンが17分35秒で完売!

2019.03.20

上記の3度の「Binance Launchpad(トークンローンチパッド)」はどれも驚愕の速さで完売しており、ユーザーや投資家が取引所Binanceに対し、多くの信頼性と安全性を見出せた証拠とも言えます。

IEO(Initial Exchange Offering)の今後

IEO(Initial Exchange Offering)は投資家、プロジェクト、取引所の3者それぞれにメリットを提供します。特に投資家がICOで横行しているような詐欺プロジェクトに騙される可能性が大幅に軽減されることはとても大きいと思います。

今後も色々な取引所がIEOを使用した資金調達を計画しており、その結果内容によって、IEOはさらなる発展を遂げる事が注目されています。

それと同時に取引所の信頼性が担保となっているので、通常の業務はもちろん、厳格な審査の上でのプロジェクト選出なども注目されていきます。

2019年から新たに話題・人気となっているIEO に仮想通貨業界全体から注目、期待されています。