20日、世界130ヶ国でサービス展開する大手仮想通貨取引所「Huobi」は、新規トークンの取引プラットフォーム「Huobi Prime」を開始する事を発表した。
Announcement: We’re happy to announce that on Tuesday, March 26,Huobi Prime, a better path to #premium coins, will go live. Among other benefits, Huobi Prime lets you #trade your coins immediately. We call it the #DPO (Direct Premium Offering) Model. Info:https://t.co/O7z2rlINK2 pic.twitter.com/lWTyjjSQo4
— HuobiGlobal (@HuobiGlobal) 2019年3月20日
最近、仮想通貨取引所Binanceでも人気がある新規トークンの取引プラットフォーム「Binance Launchpad」は「IEO 」という販売方法が用いられ、新規トークンは即完売となっています。
Huobi Primeでは、「IEO」ではなく、「DPO(Direct Premium Offering)」と呼ばれる販売方法を提供しており、以下のようなメリットがあります。
・Huobi Primeで購入したすべてのコインはすぐにユーザーのアカウントに入金され、Huobi Globalのネイティブトークンである「Huobi Token(HT)」と交換することが可能
・厳格な選考プロセスで、他の大手取引所に上場していない、プレミアムなプロジェクトのみ選ぶ
・市場価格より低い価格でコインを入手できる
・専門家やVIPだけでなく、個人投資家もアクセス可能
・市場開放時の極端なボラティリティの期間を緩和し、投資家への悪影響のリスクを軽減するために※段階的な価格制限期間も追加
※段階的な価格制限期間:30分・3セットの計1時間半にわたる「プライスリミット期間」が設けられており、それぞれトークンの価格に上限が設定されています
Huobi Primeにて新しいトークンにアクセスする条件は、月に平均して500HT(Huobi Tokens)以上保有している事となっている。
そして、Huobiの仮想通貨プロジェクトを審査する選考基準は以下の項目となっています。
・強力なプロジェクトチーム
・有能なコミュ二ティーからの支援
・定評がある事(スキャンダルの有無)
・大手取引所に上場されていない事
Huobiは、厳格なプロジェクト評価基準、上場手数料ゼロ、独自の「価格制限」機能により、「Huobi Prime」は低コストでユーザーに投資機会を提供し、ユーザーのためにデジタル資産を売買するリスクを最小限に抑えると考えています。
最初に上場するプロジェクト「Top Network(TOP)」とは
Huobi Primeに最初に上場する事が決定しているのは、「Top Network(トップネットワーク/TOP)」。取引開始日は、3月26日予定。
「TOP」は高性能のパブリックブロックチェーンプラットフォーム「TOP Network」のネイティブトークンです。TOP Networkは、IoTデータ共有、ビデオメッセージング、および通信サービスを手がけており、また独自のDPoSベースブロックチェーンの開発に取り組んでいるそうです。
Top Network(トップネットワーク/TOP)のトレーディング詳細
トークン名:TOP Network(TOP)
合計トークン供給:20,000,000,000 TOP
Huobi Prime配分:1,500,000,000 TOP(合計トークン供給の7.5%)
販売期間と販売数
第1回 2019/03/26 22時~22時29分59秒(日本時間)
価格 1TOP=$0.00177
販売数 300,000,000 TOP
第2回 2019/03/26 22時30分~22時59分59秒(日本時間)
価格 1TOP=$0.00213
販売数 450,000,000 TOP
第3回 2019/03/26 23時~23時29分59秒(日本時間)
価格 1TOP=$0.00255
販売数 750,000,000 TOP
取引ペア:TOP/HT;取引の3段階において、成り行き注文のみ
個人の取引制限:各アカウント1000ドルに相当するHTトークン
今年は、仮想通貨取引所が、トークンを使った資金調達プラットフォームを立ち上げる動きが相次いで市場を盛り上げていますが、Huobi Primeも新たな販売方法として大きな期待と注目が集まります。