米・上場企業Riot Blockchainが「RiotX」と呼ばれる取引所設立へ

米・上場企業Riot Blockchainが「RiotX」と呼ばれる取引所設立へ

Riot Blockchainは2019年第2四半期に仮想通貨の交換を開始する予定

最近の証券取引委員会SECの申告によると、アメリカの上場企業であるRiot Blockchainは仮想通貨交換の開始準備を進めているという。申請書によれば、「RiotX」と呼ばれる取引所は、「仮想通貨の交換の為の安定した安全なプラットフォーム」を提供する事を目指している。

RiotXは、子会社であるRiotX Holdings Incが運営する事になっています。

RiotXは、以下の3つの主要サービスを提供します

(1)銀行業務

(2)取引所

(3)デジタルウォレット

取引所の銀行サービスは、ソフトウェア会社SynapseFiによって作成されたApplication Programming Interface(API)によって処理されます。

このAPIは、他の機能の中でも、サービスの不正使用を防ぐためにユーザーの所在地を追跡することによってセキュリティを強化する事を目的としています。

RiotXは当初米国のユーザー向けに提供される予定で、2019年第2四半期に開始される予定です。

Riot Blockchainについて

Riot Blockchainは、以前はバイオテクノロジー業界向けの診断機器を製造しているBioptix Incとして知られていました。2017年のクリプトブルの実行中、Bioptixは仮想通貨業界の分野に転向し、「Riot Blockchain」としてブランドを変更しました。

この動きにより、同社の株価は急増して1,611%に達成しました。しかし、ブロックチェーンの名前を利用して株価を釣り上げたとされ、その後、同社は2018年4月9日にSECから召喚状を受け取った経緯があります。

Riot Blockchain社は異業種からの仮想通貨業界への参入や株価の吊り上げ行為疑惑などを理由に証券取引委員会(SEC)から厳しい目で見られてきた。しかし、申請書によれば連邦レベルの規制に則った取引所の開設を準備中との事です。

このように連邦レベルの正式申請はアメリカ初の事例となるでしょう。