NEM.io財団は「NEM技術を振興し、ビジネス、学術、そして政府部門にまでその採用を拡大すること」を目標とし、様々な功績を残してきました。しかし、仮想通貨価格の低迷を受け、大幅な財政難となった為、大規模な資金調達を含む組織再編を行なっていく事を発表しました。
今回発表されたのは「ファンド」「NEM.io財団のカタパルトへの貢献」「新体制へ移るために設置された移行チーム」の3つです。
1つ目は、NEM.io財団が2月に、2億1000万XEMの支援を要請、PoI投票によってコミュニティの支持を得ていたが、コア開発チームとの議論の結果、分割により最初に2500万XEMを受け取ることによる資金調達が決定しました。その資金は、NEM.io財団の新たな製品フォーカス型そして営利型の体制へ移行する為の、プロセスや組織を作る為の運営資金として使用するとしています。
2つ目は、３月末にはカタパルトのローンチプランをNEM.io財団から発表する予定との事。NEM.io財団が運用するカタパルトのテストネットは、現在Cowへとバージョンアップを完了としている。それに伴い、JavascriptとJavaで行なっていたSDK開発プロジェクトに、新たにPython、PHPとUnityを追加するため開発者が数名採用された報告がされました。
また、カタパルトのモバイルアプリケーションの開発に加わる開発会社を公募する予定です。
3つ目の「新体制へ移るために設置された移行チーム」の設定・見直し項目には、大きく6項目に分け、そこから枝分かれさせ29項目まで細分化して公表されています。
それらを短期間のうちに優先順位の高いタスクを実施する事を発表しています。
その項目内容は下記のURLから閲覧が可能です▼
本アナウンスメント：日本語(公式GoogleDoc)