海外アナリストが「理論上、ビットコインは2021年に200万円台へ向かう」と見解!!

海外アナリストが「理論上、ビットコインは2021年に200万円台へ向かう」と見解!!

投資銀行の「Canaccord Genuity Capital Markets(カナコード・ジニュイティ・キャピタル・マーケット)」のアナリストであるScott Suh(スコット・スー)氏とMichael Graham(マイケル・グラハム)がクライアント向けのリサーチノートにて、ビットコインの価格が2万ドル(220万円)に向かって上昇する局面にあると見解を示していた。それを米経済メディア、「MarketWatch(マーケットウォッチ)」が報じた。

▲ビットコインの価格推移            引用元: Canaccord Genuity Capital Markets via MarketWatch

紺色:2011年2月10日~2017年2月22日  水色:2015年2月27日~2019年2月26日

Canaccord Genuity Capital Marketsが作成したビットコイン価格のチャートを見ると、2011~2015年2015~2019年の期間の値動きには著しい類似性があることが確認できるという。

また、同社2人のアナリストは「今後もビットコインが2011~2017年までのトレンドと同じ経緯を辿るようであれば、それは現在のビットコイン価格は底値を打っており、理論的には2021年の3月には2万ドル(220万円)の水準に到達する」ことを予測している。

さらに、ビットコインが約4年周期で展開していることを示しているのは、このチャートだけではない。マイニングによる報酬が半減するタイミング、すなわち「半減期」も関係しているという。

供給量などを調整する為に、ビットコインはマイニングによって21万ブロック生成されるごとに報酬が半減する仕組みとなっている。最初のマイニングの報酬は1ブロックにつき50BTCだったが、現在では12.5BTCにまで減っている。

その、約4年周期で訪れる「半減期」は前回は2016年7月に半減したので、次回は2020年6月に半減する予定です。この半減期のタイミングもビットコイン価格の形成に影響していると述べています。

最後に2019年のビットコインの価格を上昇させる明確な要素の1つとして米大手金融機関フィデリティ社の子会社「FDAS」のカストディ業務(資産保護や元利金・配当金の代理受領、運用資産の受渡し決済、運用成績の管理など)が今後の仮想通貨市場に大きく影響する可能性があると述べています。