Bytecoin(バイトコイン/BCN)の詳細・特徴・将来性|仮想通貨界の古株・「元祖」匿名性仮想通貨!基本解説

2019年現在もさまざまな独自性をもった仮想通貨が誕生しています。

そして、1つのジャンルに匿名性に特化した仮想通貨があります。その匿名通貨は数多く存在していますが、時価総額ランキングが高いのは、Monero(モネロ/XMR)やDASH(ダッシュ/DASH)、Zcash(ジーキャッシュ/ZEC)が挙げられます。この3つは「匿名3兄弟」とも呼ばれています。

そこで、今回ご紹介するBytecoin(バイトコイン/BCN)は、仮想通貨の中ではかなりの古株で、MoneroやDASH、Zcashよりも先に誕生した匿名性に特化した仮想通貨です。

MoneroやDASH、Zcashの後発組の匿名通貨と比較すると、いまいち目立たない存在ではありますが、時価総額ランキング40位前後に位置づけていることから、ポテンシャルの高さは証明できていると言えるでしょう。

この記事では、その元祖・匿名通貨Bytecoin(バイトコイン/BCN)の詳細や特徴・将来性を詳しくご紹介していきます。

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Bytecoin(バイトコイン/BCN)とは

Bytecoinは、2012年7月に公開されており、現在、市場で流通している仮想通貨の中でも初期に作られた仮想通貨の1つとなります。代表的な銘柄でもあるイーサリアムが2014年に誕生してることから、イーサリアムよりも2年早い事がわかります。

開発者はAfdi,Alexandre氏とDavid Inostroza氏であり、開発団体は「bytecoin.org」と呼ばれる組織です。その組織は営利目的ではく、誰でも開発に参加できるという仕組みになっています。Bytecoinは開発当初から匿名性を持たせることを目的に開発されました。
取引履歴を見られることや追跡されることを避け、プライバシー保護のためにオープンソースで開発されたものがBytecoinです。

つまり、決済機能の他に高い匿名性を備える仮想通貨でもあり、1単位はBCNと表されます。

Bytecoinの特徴の1つとしてアルゴリズム「CryptoNight」が採用されており、取引における匿名性の高さを実現しています。また、匿名通貨のMomeroは、Bytecoinを基に作られており、「CryptoNight」も継承されています。

Bytecoin(バイトコイン/BCN)の詳細

通貨単位   BCN

総発行量   1844億7000万BCN

承認方式   PoW(Cripto Night)

公開日    2012年7月

Bytecoin(バイトコイン/BCN)の特徴

Bytecoinの発行枚数は、1884億7000万BCNであり、ビットコインが2100万BTCだと考えると、数十倍の規模になります。

また、単純な処理能力ではビットコインよりも優れており、ブロック生成は約2分で完了します。ビットコインのブロック生成時間は約10分なので5倍の速さになります。

発行枚数の関係もありますが、Bytecoinの送金処理などにおいて遅延することはほとんどないと言っていいでしょう。

高い匿名性

Bytecoinの最大の特徴は「匿名性の高さ」にあります。

暗号通貨とも呼ばれるだけあって、セキュリティだけでなく、通貨の機能としても個人情報を出来る限り匿名にすることが可能です。

仮想通貨の売買のみを行う場合、ブロックチェーンへの記録を気にする方はあまり多くないでしょう。

しかし、ブロックチェーンが分散型記帳システムであっても、その気になればブロックチェーン上の記録を辿り、特定の人物がどのくらいの金額をやり取りしているのかなどは容易に把握することが可能となっています。

つまり、Bytecoinなどの匿名性を備える通貨を使用しない限り、企業・個人に関係なくブロックチェーン上の特定のアドレスさえ分かってしまえば、追跡そのものは難しいものではありません。

ハッキング耐性に優れた「CryptoNight」採用

Bytecoinが採用するアルゴリズム「CryptoNight」は、リング署名やワンタイムキーという技術によって成りたっています。

1.リング署名

リング署名とはブロックチェーンにおけるデジタル署名技術の一つです。リング署名ではグループの複数人が送金時の署名に関わることにより、送金者が誰なのか特定しにくくすることができます。このことからトランザクションに高い匿名性(プライバシー)をもたせることが可能です。

2.ワンタイムキー

ワンタイムキーは送信者側でランダム生成されたワンタイムアドレスと受信者側の公開鍵の組み合わせによって生成されます。ワンタイムキーは、送信側が公開部分を生成し、受信側が秘密部分を計算する仕組みとなっています。また、ワンタイムアドレスは一度取引で利用されると使えなくなるので、第三者に取引履歴を確認されることはありません。

このリング署名とワンタイムキーを用いた「CryptoNight」は、匿名通貨のMoneroにも引き継がれており、今でも有効な匿名性に関するアルゴリズムです。

Bytecoin(バイトコイン/BCN)の将来性

Bytecoinは歴史が長く、元祖・匿名通貨だという事は理解していただけたと思います。

しかし、Bytecoinが今後の普及率を向上させるには、いくつかの壁を乗り越えなくてはなりません。

1つ目は、他の匿名通貨との競合です。前述したように、匿名通貨として時価総額ランキングの上位にはMonero(モネロ/XMR)やDASH(ダッシュ/DASH)、Zcash(ジーキャッシュ/ZEC)があります。この他にも複数の匿名通貨が存在し、その競合に勝つことが必要になります。

現在では匿名通貨の先駆けという以外に優位な点は存在しておらず、後発組の開発能力や規模に押されている傾向があります。Bytecoinが匿名通貨として地位を取り戻すには、新たな発展により独自性を生み出す事が必須条件になりそうです。

2つ目は、Bytecoinだけではなく、匿名通貨全体に言えることですが、匿名性が高い故にマネーロンダリングや違法薬物の売買、テロリストへの資金流出など犯罪に利用されていることが問題視され、国や政府からの規制が強まる可能性があります。将来的にその犯罪から決別できるかどうかが、Bytecoinや他の匿名通貨の最大の課題となるでしょう。

また、2018年10月には大手仮想通貨取引所バイナンスから上場廃止が決定しました。

それについて、バイナンス側も詳説していませんが、「クオリティ基準」に満たなくなったからだとしています。今後、流動性をさらに向上させるには、複数の大手取引所への上場が必要になって来るため、技術開発の活発化に期待が集まります。

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