Paxos standard(パクソス・スタンダード/PAX)の詳細・特徴・将来性|ニューヨーク規制許可を得たステーブルコイン!基本解説

現在、仮想通貨の種類は2000種類以上と言われています。

その中で常に時価総額ランキングで上位3位以内に君臨しているのは、皆さんもご存じのビットコインやイーサリアム、リップルといった仮想通貨です。

そのビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨は、ブロックチェーン技術を用いて、非中央集権・スマートコントラクトなどの革新的な役割、機能を実現しています。

しかし、お金の持つ基本的な性質「価値・交換・保存」の機能においては、まだ改善しなければならない課題を抱えています。その最も大きな課題の1つにボラティリティ(価格変動
)の大きさが問題視されています。

そのボラティリティの大きさを改善すべく誕生したのがステーブルコインです。最もステーブルコインとして有名なのがTeher(テザー/USDT)が挙げられます。他にも時価総額ランキングを30位以内まで掘り下げるとMaker/MKRやUSDcoin/USDC、TrueUSDなどが食い込んできています。

それだけ、ステーブルコインの有用性に期待と注目が集まっている事を意味してます。

そして、今回ご紹介するPaxos standard(パクソス・スタンダード/PAX)も新たなステーブルコインとしての信頼できる性質を持ち合わせ、2018年9月に誕生しました。

この記事では、そのPaxos standard(パクソス・スタンダード/PAX)の詳細や特徴・将来性について詳しくご紹介致します。

「ペグ通貨」や「ステーブルコイン」って何!?|仮想通貨ではペグしている通貨を「ステーブルコイン」と呼ぶ!

2019.01.31

PAXの最新価格・相場・チャート・評価


Paxos standard(パクソス・スタンダード/PAX)とは

Paxos standard(PAX)とは、2018年9月15日に公開され、金融機関が発行した最初のデジタル資産であり、法定通貨の米ドル(USD)にその価値を担保されているステーブルコインです。

米ドル:PAX=1:1になるように、1米ドルを預けると1PAX受け取り、1米ドルを換金すると1PAXが消滅するような仕組みが採用されている為、入金された金額と流通するPAXの総額が比例するようになっています。

PAXは、イーサリアムのERC-20に準拠したトークンでニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)の監視下にある信託会社Paxos社が発行しています。

また、Paxos社は顧客預金を管理する立場なので顧客預金を連邦預金保険公社(FDIC)に許可されたアメリカ国内の複数の銀行口座で分離して保管しています。

ニューヨーク州から認可を受けたステーブルコインとしては。他にGeminiUSD(GUSD)があります。

Paxos standard(パクソス・スタンダード/PAX)の詳細

通貨単位   PAX

トークン規格 ERC-20

公開日    2018年9月15日

Paxos standard(パクソス・スタンダード/PAX)の特徴

安全性・透明性が高い

前述していますが、Paxos standard(PAX)は、ニューヨーク州金融サービス局から認可を受けた信託会社Paxos社によりニューヨーク州銀行法に基づいた最高水準の管理がされています。

発行元のPaxos社は、PAX発行額に相当するだけの準備金を連邦預金保険公社「FDIC」に許可された米国内の複数の銀行で分離して保有しているため、安全性と信頼性が高いと言えます。

そして、透明性を高める為に監査法人Withumによる監査も済んでおり、保有・発行されたPAXと米ドルの月ごとの残高証明を行うなどをしっかりと取り組んでいます。

退避先としての役割

Paxos standard(PAX)だけではなく、すべてのステーブルコインが当てはまるのですが特徴の1つとしてビットコインを含め他の仮想通貨が暴落した時の「退避先」として利用できます。

例えば、2018年11月15日のビットコインキャッシュの分裂騒動には、ビットコインをはじめ主用な仮想通貨は軒並み暴落しました。

その際にステーブルコインの取引高が上昇しました。

・USDcoin  397%・MakerDAO  238% ・ TrueUSD   235%

このような上昇率が、たったの24時間で記録されたのです。まさに退避先として多くの人が利用した事を意味します。

しかしその反面、ボラティリティが低く、売買差益を得る機会がほとんどないので、投資対象にはならないという一面があります。

Paxos standard(パクソス・スタンダード/PAX)の将来性

Paxos standard(PAX)は、ステーブルコインの中では比較的に安全性・信頼性・透明性高く、システムも現状、なにもなく可動しています。また、イーサリアムを基盤にしていることからイーサリアムウォレットを使用でき、またスマートコントラクトも利用できます。

ステーブルコイン時価総額ランキング(2019年1月)時点では

  1. Tether(USDT)(現在供給量:2,020,851,167)
  2. USD Coin(USDC)(現在供給量:314,110,429)
  3. TrueUSD(TUSD)(現在供給量:207,745,24)
  4. Paxos Standard(PAX)(現在供給量:130,490,060)

という順序ですが、24時間取引量では

  1. Tether(USDT)$4,188,392,265
  2. Paxos Standard(PAX)$63,282,644
  3. TrueUSD(TUSD)$55,108,504
  4. USD Coin(USDC)$26,516,391

のようにTetherの次に利用されています。

そしてPaxos Standardは、ホワイトペーパーにて短期・長期と利用目的を明確にしておりさらなる開発も検討しています。

今後、仮想通貨市場でのステーブルコインの位置づけはもちろん、ステーブルコインの中での位置づけも変化していくかもしれません。動向から目を離さず、今後の活動に期待したいと思います。

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