TrueUSD(トゥルーユーエスディ/TUSD)の詳細・特徴・将来性|「Tether」よりも安全性・透明性が優れているステーブルコイン!基本解説

仮想通貨に興味をお持ちの方であれば、「ペグ通貨」や仮想通貨でいう「ステーブルコイン」と呼ばれるものをご存じでしょう。

ステーブルコインで知名度が高いもので「Tether/USDT」があり、法定通貨の米ドル(USD)とレートが固定されているコインです。そして、今回ご紹介するのが、「TrueUSD/TUSD」という、こちらも米ドルとペグされているステーブルコインです。

勘のいい方なら「TrueUSD/TUSD」という名称を見ただけで、なんとなく米ドル(USD)とペグされていると気づかれたでしょう。

この記事では、新たなステーブルコイン「TrueUSD/TUSD」の詳細や特徴・将来性をご紹介していきます。

TUSDの最新価格・相場・チャート・評価


TrueUSD(トゥルーユーエスディ/TUSD)とは

TrueUSDとは、1TUSD=1USD(米ドル)となるようにレートが法定通貨の米ドル(USD)と連動されているステーブルコインです。※価格が完全に一致するわけではありません。

ステーブルコインとは、仮想通貨のペグ通貨の事を指し、安定した法定通貨にレートが裏付けられている仕組みとなっています。ペグ通貨やステーブルコインの詳細や特徴は下記の記事でご紹介していますので、ご覧になってください。

「ペグ通貨」や「ステーブルコイン」って何!?|仮想通貨ではペグしている通貨を「ステーブルコイン」と呼ぶ!

2019.01.31

現在はさまざまなステーブルコインが世に誕生していますが、TrueUSDは、カウンターパーティリスクの低減を図った堅実を売りにしたステーブルコインと言えます。

それは、複数の信託銀行によって価格保証されいる通貨であり、尚且つ、ブロックチェーン技術により不正な改ざんを防ぐという特徴を持っています。

後述いたしますが、同じ米ドルの価値を担保としてる「Tether/USDT」とはそこが大きな違いです。

TrueUSDの仕組みは至ってシンプルで、

TUSDを欲しいユーザーは、信託銀行にドルを預けます。

すると運営側から同等のTUSDが利用者に発行されます。

最後に利用者が保有するTUSD売却する際は、同等のドルが返却され、そのTUSDは消滅します。

TrueUSD(トゥルーユーエスディ/TUSD)の詳細

通貨単位   TUSD

総発行量   11,998,508TUSD

公開日    2018年3月7日

TrueUSD(トゥルーユーエスディ/TUSD)の特徴

複数の信託会社に支えられている

TrueUSDは、特定の会社や組織だけが、価格保証をおこなうのではなく、複数の信託銀行によって支えられます。

ブロックチェーン上のスマートコントラクト機能によってシステム化されており、どこかの信託銀行が不正な改ざんをする事は不可能であることはもちろん、複数の信託銀行が手を組むことにより、1つの信託銀行が破綻したとしても、他の複数の信託銀行があることにより、カウンターパーティリスクは、ほぼありません。

※カウンターパーティリスクとは、デリバティブ取引などの金融取引において、取引の相手側が破綻するなどして、契約が履行されずに損失を被るリスクの事。

信託銀行を介する事により、本人確認や定期的な監査が行われる為、合法的かつ透明性やセキュリティが高い通貨と言えます。

ペグ通貨なので退避先に有効

TrueUSDだけに限らずですが、ペグ通貨の利点でもある退避先として有効に使用することができます。

ビットコインをはじめ、他の仮想通貨は、ボラティリティが大きく、安定性があるとは言いにくいです。

そして、価格暴騰もたびたび起きる為、予兆や価格が乱れている時は一時的にも法定通貨に戻し資産を守ろうとするでしょう。その際には、数回取引所を経由して自身の口座へという流れになり手数料も取られます。

そこで、価格の安定してる法定通貨の米ドルにペグしてるTrueUSDならば、価格の安定性があり、仮想通貨間での取引が可能なので、無駄な手数料もかからないという、一時的な退避先としての役割が果たせます。

「TrueUSD/TUSD」と「Tether/USDT」の違い

TrueUSDとTetherは、同じ米ドル(USD)にレートが裏付けられたステーブルコインです。

この2つのステーブルコインには大きな違いが2つあります。

それは、安全性と透明性の違いです。

Tetherは、投資家から預かった資金を「Tether社」で保管し、それと1:1になるようUSDTを投資家に発行します。預かった米ドルとUSDTが1:1であることを証明するため、Tether社は、米ドルの預り金を毎日公表する事で、市場に安心感を与えていますが、管理体制が中央集権的であるTether社を100%信用できず、透明性にかける部分がでてきました。

実際にこの透明性を巡り「テザー疑惑」とよばれる問題が発生しています。

これにより、管理しているのはTether社の1社の為、カウンターパーティリスクが大きく、安全性・透明性について課題として挙げられています。

一方、TrueUSDは、ライセンスの得た複数の信託銀行が、投資からの資金をエスクロー口座にて100%管理しています。TrueUSDチームは、預金の送金に関与したりアクセス権は持っていません。

エスクロー口座とは、第三者である金融機関に証書(停止条件付捺印証書)の交付とともにエスクロー勘定を開設し、買い手はその勘定に譲渡代金を入金して保管しておき、売り手との間に設けた条件が満たされたときに、その勘定から譲渡対価が売り手に支払われる方式。

信託銀行のエスクロー口座は毎月実施される調査の対象とされており、定期的に発行される口座の残高に関する法的な証明があります。その証明はブログで確認す事が可能で、約月2程度で公開されています。

これにより、カウンターパーティリスクの低減により安全性や信託業者を介する事により、透明性でもTether/USDTより優れている事がわかります。

Tether(テザー/USDT)の詳細・特徴・将来性|法定通貨にペグされた価格安定型の仮想通貨!基本解説

2019.01.03

TrueUSD(トゥルーユーエスディ/TUSD)の将来性

TrueUSDは、米ドルとペグしている為、価格自体が急に2倍や3倍になったりするような事は考えられにくいため、投資対象にはならないでしょう。

しかし、同じ米ドルにペグしてるステーブルコインのTetherと比べても、安全性や透明性に優れている事から、今後ステーブルコインとしての位置づけが変わってくることも考えられます。

また、TrueUSDは、JPYやEuroやHKDとの複数の通貨との対応もしており、その後はゴールドやシルバーも予定しています。また、他の投資銀行との提携も増える事が予想されるので、利便性が大きく向上する事が見込まれます。

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